男女平等参画の推進を目指す苫小牧市の「市長とジェンダーミーティング」が10月31日、障害者雇用をテーマに市民活動センターで開かれた。岩倉博文市長や市職員、市民ら約40人が参加し、回転すしのスシローなど国内外で1100店舗以上の飲食店をチェーン展開するFOOD&LIFE COMPANIES(本社大阪市)の担当者から、先進事例について学んだ。
同社で障害者の採用や職場定着などを担当する森嶋咲野さんと荒木慶さんが、かつては本社で採用していたが、店舗拡大に伴い各店でも障害者の積極的な雇用が必要になったと説明。当初はエビの殻むきなどの限定的な業務が中心だったが、店舗内の仕事を細分化し、個々の希望や能力に合わせて多様な仕事を担当してもらう仕組みに変えたことを語った。
さらに障害者の時給を一般従業員と同一にしたり、清掃作業を専門に担う特例子会社を設立したりと、独自の取り組みを展開。障害のある従業員が、会社にとってなくてはならない存在となっていることを強調した。
講師2人と岩倉市長を交えた講話後の話し合いでは、障害のある人とない人が発展的な関係を築くことの重要性や「人員不足が深刻になる中、仕事を細分化する仕組みの必要性を感じた」などの意見が上がった。
















