陸上女子やり投げで今夏の世界選手権金メダリストの北口榛花(JAL、旭川市出身)が1日、東京都内で再開した練習を報道陣に公開した。代表に決まっている来年のパリ五輪でも金の期待がかかる中、25歳の世界女王は「自分のペースでパリに向けて準備していければ」と自然体を強調した。
今季はダイヤモンドリーグの年間上位選手で争うファイナルも制し、9月中旬に帰国。休養を取りつつ、テレビ出演などで多忙なオフを過ごした。この日は足を動かすメニューが中心の練習で、「やっと動けるなという感じ。健康的な生活を送れる」と笑った。
年内は国内で調整し、年明けに練習拠点のチェコに戻る予定。「特に下半身は常に課題。また一段階上げられるようにしたい」と体づくりのポイントを語り、「まだ自分の投てきの完成形は見えていない。ここから見つけていければ」と意欲を語った。

















