苫小牧市沼ノ端のJFEリサイクルプラザ苫小牧について、市廃棄物減量等推進審議会(平野博人会長)は1日、廃棄物の再利用と減量などの事業に用途を制限した市条例の廃止を妥当とする答申案を承認した。市はゼロカーボン(脱炭素)やSDGs(持続可能な開発目標)にテーマを広げて事業内容とする新条例の制定と合わせ、既存条例の廃止を7月に諮問していた。
ネピアアイスアリーナで開かれた審議会では、新条例制定に向けた提言も承認。時代の変化に応じた利活用を目指すべきとし、体験を通じて環境問題を身近に感じる教育機会の提供や交流拠点としての機能を盛り込んだ。検討事項として▽指定管理者制度の導入▽利用料金の設定と同時に学校授業などへの減免制度▽事業拡大に伴う施設名の変更―を挙げた。
答申と提言は16日、岩倉博文市長に提出する。市は答申を踏まえ、2024年度までに条例を制定し、25年度には施設の改修工事を経て、指定管理者制度の導入につなげたい考え。
同施設は1999年に開設。大型ごみとして持ち込まれた家具や自転車を修繕し、展示販売しているほか、紙すきやせっけん作りなどの体験教室を開催している。併設の焼却施設も見学できる。年間2万~3万人台だった来館者数はコロナ禍で1万人台に落ち込み、22年度は約1万9000人まで回復した。
















