介護事業の不正過剰請求 17年度分も調査へ 苫小牧市

介護事業の不正過剰請求 17年度分も調査へ 苫小牧市

 人材派遣業シグマスタッフ(東京)が道と苫小牧市から受託した介護人材確保の3事業で、2018~22年度に総額約1億7300万円を不正に過剰請求していた問題を受け、市は2日に記者会見を開いた。市はまだ調査できていない17年度委託分についても、過剰請求がなかったか確認する考えを示した。

 市への過剰請求額は、1日の道発表から修正があり、介護人材確保支援事業委託業務事業で3328万円。同社への委託は17~22年度で、市は同社から提出された書類を確認したが、問題を見抜けなかったという。17年度は関係書類が廃棄されており、同社から調査できないと回答があったという。

 市福祉部の中村圭吾次長は「書類上つじつまが合っていた。定期的に確認作業をするが、架空に領収書を改ざんしたり、違う経費を事業に使用したりなどの事実認定は極めて難しい」と説明した上、「18年度から返還額が発生しており、17年度は過請求がないと説明する段階でない。今後、同社に確認する」と述べた。

 市と道は再発防止策として、委託期間中に関係書類の提出を受け、必要に応じて現地調査や公的書類を活用した確認を強化する考え。中村次長は過剰請求に対して「大変遺憾」としつつ「今後、このようなことが起きないよう、委託事業者に注意喚起をしていきたい」と強調した。

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