非常時は落ち着いて行動を 苫西港フェリーターミナル 津波想定し避難訓練

非常時は落ち着いて行動を 苫西港フェリーターミナル 津波想定し避難訓練
フェリーターミナル屋上に避難する参加者

 東日本大震災をきっかけに制定された「津波防災の日(5日)」に合わせ、苫小牧港湾地域2カ所で2日、防災避難訓練が繰り広げられた。苫小牧西港フェリーターミナル(入船町)では10機関・団体から93人、北海道クールロジスティクスプレイス(弁天)では7機関・団体から20人の参加でそれぞれ、緊急時の避難などを実践した。

 このうちフェリーターミナルでは、同施設を運営する苫小牧港開発、フェリー各社などが参加した。想定は震度5程度の地震が発生し、施設内の出火や大津波警報が発令される内容。参加者は情報収集や避難誘導、屋上への避難などをきびきびとこなし、消火器の使用体験も行った。

 市消防署末広出張所の伊藤恒副所長は「非常時も落ち着いて行動してほしい。階段を使った避難の際は、安全のためにもう一声かけて」などとアドバイス。苫小牧港開発の関根久修社長は総評で「本当の災害時はもっと混乱する。しっかりと頭に入れて訓練を強化していきたい」と強調した。

 北海道クールロジスティクスプレイスでも津波を想定した訓練を行い、同冷凍冷蔵庫を運営する苫小牧埠頭など、港湾企業5社の従業員が高さ約35メートルある屋上まで避難した。

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