卓球・全日本選手権へ意欲

卓球・全日本選手権へ意欲
全国での活躍を誓った選手たち

 苫小牧市の卓球クラブ、北海道菊卓会の所属選手4人と菊池吉幸監督がこのほど、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に北海道選手権大会(カデットの部)=9月、釧路市=の結果を報告した。4人は同大会で好成績を収め、5日までアミノバリューホール(徳島県)で開かれている全日本選手権に挑んでいる。

 男子ダブルスに出場した佐藤裕眞(早来学園5年)・近田蓮(緑陵中1年)ペアは準々決勝で敗れるも、代表決定戦を勝ち抜き全国への切符を獲得。表敬訪問した佐藤は「ミスを少なくし、一つでも勝ち上がれるよう頑張りたい」と力を込めた。近田は13歳以下シングルスで3位、「プレッシャーに負けてしまった」と反省点を挙げたが「全国では強豪選手と当たるが気持ちを強く持って勝利を目指したい」と話した。

 女子ダブルスで3位に入賞した近田彩梨(緑陵中2年)、丹羽瑠菜(啓明中2年)は14歳以下シングルスでの1位(近田)、2位(丹羽)ペア。近田は「優勝に対する思いが逆にプレッシャーとなり、100%の力を発揮できなかったので、次は全開にして向かっていきたい」。丹羽は「勝ち上がれば全国上位者と当たるが、好調子を維持して良い試合をしたい」と力強く語った。

 菊池監督は「全国からの強者が相手なので、思い通りの試合運びは難しいかもしれないが、伸び伸びと楽しく大舞台を乗り切ってほしい」と話していた。

      ◇

 大会は3日までに、男子ダブルスに出場した近田蓮・佐藤が初戦で敗退。女子ダブルスの近田彩・丹波は3回戦で敗れた。男子シングルスの近田蓮は初戦を突破、女子シングルスの丹波も1回戦を勝ち上がった。

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