総合物流業の日新(本社東京、本店横浜市)は8日、苫小牧東部産業地域(苫東地域)の臨空柏原地区に倉庫用地として3万7000平方メートルを取得したと発表した。次世代半導体製造ラピダス(東京)の千歳進出を踏まえ、半導体関連素材などの物流需要増を見込む。半導体関連の苫小牧進出が明らかになるのは2例目。
同社はラピダス関連の投資活性化を見据え、高圧ガスや半導体製造素材の薬液など危険物、資材などの受け入れ先となる倉庫建設を予定している。用地取得費は非公表。
規模や着工の具体的時期などは未定だが、同社は苫東進出の理由について「苫小牧港・東港から近く、大きな面積を確保できる。ハザードマップ上も問題ない」と説明する。
同社は1938年創業。国内外輸送や倉庫管理などの事業を幅広く展開し、グループ企業の北海道日新(札幌)が、苫小牧市新明町に苫小牧事業所を構えている。
半導体関連産業の市内進出表明は、8月の半導体製造装置製造テクノフレックス(東京)以来2例目。広大な苫東地域はラピダス建設地からも近く、関連産業からの引き合いも多い。
株式会社苫東の坂本成次GX戦略推進室長は「立地していただけることはもちろん、ラピダスに間接的でも協力できていることはうれしい限り」と歓迎した。
















