苫小牧工業高校柔道部OB会は7日、同校を訪れ、柔道部へ畳10枚を寄贈した。OB会の田中悟会長は「現役で一生懸命頑張っている生徒たちを応援したい。苫工柔道部の発展を願っている」と期待を寄せた。
苫小牧柔道連盟の会長も務める田中氏と同連盟理事長でOBの鈴木剛氏が諸橋宏明校長に目録を手渡した。
今年、創立100周年を迎えた伝統校。普段から現役生の遠征費をはじめ、さまざまな支援を行っているOB会。来年2月に40周年を迎える節目ということもあって「これからも精いっぱい頑張ってほしい」と熱い思いを込めて、真新しい畳を贈った。
諸橋校長は田中会長に感謝状を手渡し「熱い思いでいろいろな支えをいただき、ありがたい。部員はもちろん、良い環境で稽古ができる柔道部にたくさんの生徒が興味を持ってくれたら」と感謝した。
同部は現在、3年生が引退し部員は2人。指導する三沢正徳顧問は「とても感謝している。新品の畳の上で稽古ができることを生徒たちも楽しみにしている。競技はもちろん、礼儀や礼節など人間性の成長にも力を入れながら、生徒が活躍できるよう努めていきたい」と笑顔で話した。

















