千歳アイヌ協会・千歳アイヌ文化伝承保存会主催の「第3回鮭の日 アイヌフェスタ!」が11、12の両日、千歳市花園の「サケのふるさと千歳水族館」とサーモンパーク千歳を会場に開かれた。来場者はマレク漁体験や古式舞踊披露、アイヌ文様の刺繍や木彫り体験などを通じアイヌ文化に親しんだ。
「鮭」の字のつくりの「圭」が「十一」「十一」であることから、11月11日は「鮭の日」。自治体や水産関係団体などの取り組みが制定のきっかけになっている。
この日の千歳の気温は午前10時で3・8度。強い季節風が吹く寒さの中、屋外で千歳アイヌ文化伝承保存会の会員9人が口琴楽器ムックリ演奏や「クリムセ(弓の舞)」「ウポポホリッパ(輪踊り)」などの古式舞踊を披露した。
水族館裏の池では鉄かぎ(マレク)で魚を銛(もり)のように突くマレク漁体験が行われた。オプ(柄)を握った参加者は、目でサケを追い、狙いを定めてマレクで突き、伝統の漁にトライした。中にはバランスを崩して転びそうになる人もいるなどなかなか難しい。
北広島市の女性会社員(36)は、仕留めたサケを手に「魚は思った以上に重たい。頂いた命を大切に食します」と言い「ちゃんちゃん焼きや石狩鍋にしたい」と笑顔で話した。



















