プロ選手が市内の球児を技術指導 ヤクルトスワローズ少年野球教室

打撃の指導をする清水昇(右)

 プロ野球東京ヤクルトスワローズの少年野球教室が11日、苫小牧市のとましんスタジアムで開かれた。2020、21年に最優秀中継ぎ投手となった清水昇、18年まで日本ハムファイターズに在籍していた高梨裕稔、札幌市出身の山本大貴の3投手が市内近郊の少年野球チームに所属する65人に技術を指南した。

 開講に先立ち、苫小牧ヤクルト販売の若林利和社長は「プロの選手から直接教えてもらえる機会は少ないと思う。この機会をあすからのプレーに生かして」とあいさつ。木村淳副市長は「たくさんの技術を学び、将来の目標に向かって日々練習を重ねてほしい」と期待を寄せた。

 野球教室では、子供たちがキャッチボールで肩を温めた後、ピッチングとバッティングに分けて3選手が指導。ピッチングでは「投げ終わりの体勢が崩れないように」、バッティングでは「下半身がぶれないよう、打った後はしっかり止まることを意識して」などとアドバイスを受けていた。

 北光ファイターズの伊藤尊(6年)は「投げた後、しっかり捕球体勢に入るように言われ、とても参考になった」と話した。

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