苫小牧市の新明町町内会(冨岡隆会長)は11日、「苫小牧で想定される自然災害と災害への備え」と題した防災講座を同町の新明町総合福祉会館で開催した。地域住民53人が参加し、災害からの避難方法やハザードマップの活用法を学び、防災意識を高めた。
近年相次ぐ異常気象や市が3月に津波ハザードマップを改訂したことを受け、地域住民の防災意識を高める目的で初めて開いた。市危機管理室の川崎将規さんが講師となり、地震や津波、樽前山噴火など市内で想定される自然災害や災害への備えについて講義した。
津波では道が2021年7月に公表した津波浸水想定を基にしたシミュレーション動画を使って考えられる被害について説明。「津波が市内に到達するまで40分ほどあるが、津波は1度だけでなく2度、3度と来る。市の情報やテレビ、ラジオなどを聞いて行動してほしい」と呼び掛けた。
ハザードマップについては「想定を超える津波が来る可能性はゼロではない。避難経路を確認し、実際に歩いてみることが重要」と語った。
同町のパート従業員今井敏和さん(68)は「防災講座は今までなかったので、興味深かった。想定外のことも考えて災害時に対応したい」と話していた。
















