JR北海道は13日、2023年度の中間連結決算(4~9月)を発表した。売り上げに当たる「営業収益」は旅客需要の回復で鉄道運輸収入が増加し、小売り、ホテルが好調な影響で前年同期比13・9%増の738億9600万円と大きく改善。もうけを示す営業損益は174億9800万円の赤字だが、前年同期に比べて約55億円圧縮した。最終損益は117億1000万円の黒字で、2年ぶりに黒字転換となった。
鉄道運輸収入は、北広島市の北海道ボールパークFビレッジの開業効果や高校総体開催による空港アクセス輸送が好調に推移。新幹線の利用状況も改善するなどで前年同期比26・2%増の350億円。営業費用は、電気料金の高騰や仕入れコストの増加などで同3・9%増の913億円だった。
通期の業績予想について、萩原国彦常務取締役は「働き方の変化で定期券が減少し、観光は中国客が戻ってきていないなど、先行きはなかなか見通せない」との認識。さらに下期は除雪費等のコストがかかり利益が圧縮されることから、年度当初の想定から変更はないとした。
















