苫小牧信用金庫(小林一夫理事長)は10日、市表町の本店で「相続セミナー」を開いた。三井住友信託銀行(東京)との共催で、同行札幌支店の長田順二主席財務コンサルタントが講話し、市内や千歳市の顧客ら約20人が耳を傾けた。
長田氏は「近年、遺族同士で争う『争族』が増えている」と指摘し、「相続税と相続手続き、遺産分割の三つの対策がポイント」と要点を解説した。また遺言について「あれば遺産分割協議は不要になる。自身の思いも伝えられ、争いも防げる」と助言し、「法律で定められた遺留分に注意しながら書くことが重要」などと事例を示しながら説明した。
同金庫は相続対策の需要の高まりを受け、2008年からセミナーを開催。コロナ禍で中止していたが、4年ぶりに再開した。相続に関する相談は年3000件以上あるといい、19年には「とましん相続センター」を開設している。
















