苫小牧市在住の宮本太郎（３９）＝札幌ゴルフ倶楽部＝が１５日から芥屋ゴルフ倶楽部（福岡県糸島市）で開かれる第２７回日本ミッドアマチュア選手権競技大会（日本ゴルフ協会主催）に出場する。今回で５大会連続のシード出場で上位を狙う。

　大会は日本のメジャー大会の一つである、日本オープンゴルフ選手権競技の出場権などが懸かる２５歳以上のアマチュア世代の一戦。全国各地区から予選などを突破した１２０人の強者が集い、競技３日間で熱戦を展開する。昨年の前回大会を４位で終えた宮本は今年の大会にはシード枠で出場する。

　２０１６年大会は６１位。初日を最下位で切り上げた宮本は、２日目の第２ラウンドを全体のトップでラウンドし追い上げたものの、６０位までが進む最終第３ラウンド進出はかなわず「第２ラウンドで落ちた経験を生かし、トレーニングを積んだりパットの精度を上げてきた」と近年は安定したスコアでトップ１０に名を連ねている。

　今季は２大会を踏んで調整を進めての参戦。初日のラウンドが鍵になる―と話し、「気負わずに自分が満足のいくラウンドができればおのずと結果は付いてくる。上位の背中も見えてきているので優勝を目指したい」と意気込みを語った。