市民文化ホール活性化起爆剤に まちづくりフォーラム 駅前再整備考える

市民文化ホール活性化起爆剤に まちづくりフォーラム 駅前再整備考える
苫小牧市中心部の活性化について意見を交わしたフォーラム

 苫小牧市は14日、2023年度まちづくりフォーラムを市まちなか交流センター・ココトマで開いた。「苫小牧駅周辺は、どのように変わっていけるのか」をテーマにパネルディスカッション。市内中心部の活性化に向けて、パネリストが「市民文化ホールは起爆剤になる」「建物を大規模改修しては」などと活発に意見を出し合った。

 フォーラムは年1回開いており、都市再生講演会を兼ねた。駅周辺ビジョンに基づく再整備の現状や今後の方向性について、まちづくりに熱心な市民を交えて「まちについて語ろう」という趣旨。市民ら約80人が熱心に耳を傾けた。

 進行役のファシリテーターを苫小牧都市再生戦略コーディネーターの清野由美氏が務め、パネリストの▽長山恵み・とまこまいコミュニティ放送取締役▽藤淳一・苫小牧タウンマネジメント代表理事▽吉居崇・氷都とまこまいパートナーズ統括管理責任者―の3人が意見を交換した。

 市中心部の現状について、藤氏は「十数年前から衰退している」と指摘。「駅前を明るくすることで、苫小牧が変わると思う」と力を込め「(2026年3月オープン予定の)市民文化ホールは人が集まる場所とされており、起爆剤になる可能性がある」と期待を寄せた。

 市が同ビジョンで掲げる「歩きやすいまちづくり」について、長山氏は「欧州は旧市街地が大事にされている」と指摘。「苫小牧で同じことはできないが、新たに価値を高められるかもしれない」と持論を述べた。

 中心部の再開発に向け、吉居氏は「開発にはデベロッパーが必要。地元企業と協力し、行政の優遇措置が加わると、チャンスがある」と述べ「建設費が上昇する中、建物を壊して建てるではなく、リノベーションで印象が変わることもある」と訴えた。

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