北海道中途難失聴者協会苫小牧支部(清野三男支部長)は11日、布を裂き、糸に織り込む「裂き織り」の体験教室を苫小牧市民活動センターで開いた。市民8人が布の風合いを生かした世界に一つだけのテーブルマットを完成させた。
講師は市内の手織りサークルゆのみのメンバーが務め、1人に1台の卓上手織り機を用意した。
参加者は講師の手ほどきを受けながら、使い古したハンカチやバンダナなどを細く裂いて手織りにした。作業を進めていくうちに糸と布で模様が織り成され、「海みたいな雰囲気になった」と満足そうに話す人もいた。
同支部は聴覚障害や耳の聞こえに障害がある人を支える奉仕活動などを知ってもらう機会として、年に1、2回、市民向け学習会や作品制作教室を開催。この日は、苫小牧要約筆記通訳サークルつたえーるの会員が講師の説明を文字にして伝える要約筆記通訳も行った。
同支部の荒井さとみさんは「作品作りを楽しみながら、中途難失聴者や要約筆記について皆さんに知ってもらえた」と話していた。
















