苫小牧市ハイランドスポーツセンターの屋外リンクで14日夜、施設を指定管理する緑豊建設のスタッフがオープンに向けて整氷作業を行った。順調に作業が進むと19日のオープンを予定している。
作業は13日からスタート。14日は8人のスタッフが暖かい服装に身を包みながら、気温1度と冷えた夜間に散水作業を開始した。
氷の厚み5センチを目指し、2人がかりで散水ホースを持ちながら、各箇所に分かれて作業を行い、強固なリンクを造るために技術を凝らしながら水まきを繰り返した。
リンク下に並ぶ埋設パイプを冷凍機で冷やしながらの散水作業。スタッフが24時間態勢でデータを管理し、気温に合わせて冷凍機の調整を行っている。
当初予定していた散水開始日は3日。今年は気温が下がらず、雨の影響もあって時期が遅れた。同社の矢野孝一統括責任者は「今後も雨や雪などの影響でリンクの造成・維持が大変になってくるが、市民の皆さんに楽しんでリンクを滑ってもらいたいという気持ちを持って作業を進めていきたい。今年も多くの方に来場してもらい、苫小牧の氷上スポーツなども盛り上げていけたら」と話した。

















