全国大会へ抱負語る 苫小牧相撲少年団・佐藤が表敬

全国大会へ抱負語る
苫小牧相撲少年団・佐藤が表敬
全国へ闘志を燃やす佐藤(中央)、杉山監督(右)と木村副市長(左)

 苫小牧相撲少年団に所属する佐藤尊吏(糸井小4年)が、12月に東京都で開かれる全国大会を前に苫小牧市役所を訪れ、「自分の相撲を取って優勝を目指したい」と意気込みを語った。

 同少年団の杉山秀人監督も同席。佐藤は10月に札幌市で行われた、第6回北海道小学生相撲優勝大会の小学4年生の部で優勝、圧倒的な強さで7人の総当たりを制した。

 得意技は押し出し。前に出る相撲を意識する佐藤は、力で相手を押し切る相撲を武器に全道大会を楽々勝ち上がった。

 今回切符を手にした全国大会(12月3日、東京都、国技館)は、昨年も出場してベスト8。その際敗れた相手は「体重130キロの選手で大きかった」と全国の壁を痛感した。佐藤は70キロと道内では大きいものの、全国には上がいる。「大きい選手には、横に移動して押し切るなど工夫して戦いたい」と話した。

 杉山監督は「まだ小学4年生。能力に大きな期待をして稽古をつけてきた。結果にこだわりながら、全国舞台の経験を大切にして土俵に上がってほしい」と背中を押した。

 木村淳副市長は「相撲の聖地、国技館での相撲を楽しんでほしい。優勝できるよう頑張って」と激励した。

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