北海道中小企業総合支援センターは、道内中小企業の「脱炭素」の取り組みに関する調査結果を発表した。全体では「実施していない」企業が46・2%と半数近くを占め、「ある程度実施している」(31・3%)と「実施している」(8・4%)を合わせた実施企業(39・7%)を上回った。
二酸化炭素をはじめ温室効果ガスの排出実績ゼロを目指す「脱炭素」に取り組んでいない企業が、実施するための課題(複数回答)として挙げたのは、「どう取り組めばよいか分からない」が46・5%で最多。これに「ノウハウや人材の不足」(36・6%)、「コストがかかる」(29・2%)が続いた。
企業からは「そもそも脱炭素や温暖化に懐疑的なので、特に取り組んでいない」(製造業)、「小規模事業なので、何ができるか分からない」(サービス業)などの声が寄せられた。
一方、実施企業の業種別では、「建設業」が53・5%でトップだった。
「脱炭素」に取り組む実施企業の理由(複数回答)では、「社会貢献」が71・3%で最多。以下、「コスト削減」(46・9%)、「経営上の優位性確保」(21・9%)、「人材獲得の強化」(11・9%)の順。
実施企業が取り組んでいる内容(複数回答)については、「省エネルギー」が68・8%で最も多い。これに「リサイクル」(43・1%)、「再生可能エネルギーの利活用」(29・4%)、「環境保全活動への参加」(25%)が続いた。
調査は6月28日~7月28日に、会員企業など1000社を対象に実施。405社から回答を得た。回答率40・5%。
















