苫小牧卓球連盟主催の第39回北海道中学選抜卓球大会苫小牧支部予選会は18日、市川沿公園体育館で男女の団体戦(4単1複)が行われた。男子は青翔、女子はウトナイが栄冠をつかんだ。
大会は2年生以下の新人戦。男子8、女子5校が出場。男子は4校ずつA、Bブロックに分かれて予選リーグを行い、各ブロックの上位3校ずつによる決勝トーナメントで優勝を競った。女子は5校によるリーグ戦を展開した。
男女の上位3校は全道大会(12月27、28両日、北ガスアリーナ札幌46)の切符を手にした。
【男子】
決勝トーナメント
▽決勝 青翔3―1明倫▽3位決定戦 沼ノ端3―1明野▽準決勝 青翔3―2沼ノ端、明倫3―1明野▽1回戦 青翔3―1啓明、明野3―0苫小牧東
予選リーグ順位
▽A (1)沼ノ端(3勝)(2)明野(2勝1敗)(3)啓明(1勝2敗)(4)啓北(3敗)
▽B (1)明倫(3勝)(2)青翔(2勝1敗)(3)苫小牧東(1勝2敗)(4)ウトナイ(3敗)
【女子】
▽順位 (1)ウトナイ(4勝)(2)青翔(3勝1敗)(3)苫小牧東(2勝2敗)(4)沼ノ端(1勝3敗)(5)明野(4敗)
-青翔 「練習の成果を発揮」
激戦の末に頂点に立った男子の青翔。唐牛主将(2年)は「練習の成果を発揮できた」と笑顔を見せた。
予選リーグでは明倫に2―3で敗れ2位通過。決勝でのリベンジマッチはダブルスの中井・大内ペアが小差のラリー戦を制しチームに白星をもたらした。唐牛は「予選はかなり苦戦した。立て直して悔しさを晴らすことができて良かった」と振り返った。
シングルスで予選から勝利を重ねチームを支えた唐牛。「得意のドライブがよく入っていた」とエースが力を発揮した。全道大会に向けて「残りの期間で練習を積んで、みんなで上位を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。
-ウトナイ 4戦全勝で頂点
4戦全勝で頂点に立ったウトナイ女子。松平主将(2年)は「優勝を狙っていたので達成できてうれしい」と喜びを口にした。
ダブルスを担当した松平・大和ペアは息の合ったコンビで勝ち星を挙げた。「サーブで崩して隙を見て強く打ち込んだ」と試合を振り返った。
バックサーブを武器に、返ってきた3球目で仕留める戦法で活躍したエースの清川(2年)は「勝つ意識が強いチーム。全道でもウトナイらしい卓球で1試合ずつ挑みたい」と闘志を燃やしていた。




















