苫小牧市内の糸井の森パークゴルフで19日、苫小牧ほっき杯が開かれた。道内各地から248人が参加し、36ホールのストロークプレーを展開。男子は90の給前俊二(苫小牧)が優勝。女子は99の三條えみこ(苫小牧)が頂点に立った。
大会は午前8時半にスタート。肌寒い気温の中、各コースで参加者らが爽快にラウンド。札幌や帯広など市外からの参加者も多く、それぞれ交流を深めながら上位を目指して熱戦を繰り広げた。
糸井の森パークゴルフで毎年人気の同大会は今年で12度目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて参加数が少ない年もあったが、これまでの参加選手は延べ約2600人を超えるビッグイベント。白岩千年オーナーは「今年も多くの方が参加してくれて、コロナ明けの雰囲気があると感じた。プレーヤーの皆さんが顔を合わせて懐かしんでいる姿を見て、この大会が愛好者にとっての交流の場だなと実感した」と話した。
優勝した給前は「4打を出さなかったので何とかしのげた。周りのメンバーのおかげで良いスコアで回れた」。三條は「ロングパットがよく入った。ホールインワンもあって良い内容でラウンドできた」と振り返った。
帯広市から参加した藤田宗弘は「十勝ではこの時期にプレーできるコースがなく、冬の雪上での大会に向けて練習になる。これからも十勝から出向いて交流を深め、次世代にもつなげていけたらと思っている」と目を細めた。
空知管内奈井江町から参加した長谷川勝則は「この時期にパークゴルフができるのも苫小牧ならでは。楽しくて難しいコースに、またチャレンジしにきます」と笑顔で話した。
▽男子 (2)岡田(札幌)94(3)村上(苫小牧)95(4)目黒(同)95(5)鈴木(同)96▽女子 (2)竹生(苫小牧)102(3)畑中(札幌)102(4)新栄(苫小牧)102(5)山口(札幌)103=同スコアは規定




















