北洋銀行は20日、土木工事を手掛ける苫小牧市ウトナイ北のTK・ワークス(瀧澤肇社長)が10月に発行し、同行が引き受けた「SDGs(ふるさと応援)私募債」の金利の一部として10万円を苫小牧市に寄付した。善意は、同市が今後創設する「こども・子育て応援基金」(仮称)に充て、子どもの医療費助成などに活用される。
同社による私募債を活用した市への寄付は初めて。「子どもは地域の宝」と、子育て支援への活用を条件にして決めた。
同日は、同社の瀧澤僚貴取締役(37)、北洋銀行苫小牧中央支店、苫小牧北支店の林和則支店長(57)ら3人が苫小牧市役所を訪れ、善意を届けた。
子どもが2人いる瀧澤取締役は「基金ができる話を耳にし、地域を盛り上げたいと、社長とも話し合って寄付を決めた」、林支店長は「子どもたちのために役立ててほしい」と語った。木村淳副市長は感謝状を手渡し、「子育て支援をさらに展開していきたい」と話した。
同基金は、12月の市議会で議会提案した上で創設される予定。市健康こども部によると、子育てに特化した基金はこれまでなく、子育て事業に使途を限定した寄付が増加する中で、受け皿の整備を進めていた。
















