楽しい介護予防法学ぶ 認知症に関する市民フォーラム 活動センター

楽しい介護予防法学ぶ 認知症に関する市民フォーラム 活動センター
楽しみながら介護予防の活動に取り組む参加者

 苫小牧市が主催する認知症に関する市民フォーラム・認知症の合図が23日、市民活動センターで開かれた。明治安田健康開発財団健康増進支援センター(東京)の長沼由紀子さんが講師となり、楽しみながら取り組める介護予防方法を学んだ。

 112人の市民が参加。認知症予防や、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを進める場として毎年実施しており、この日は明治安田生命保険相互会社の協力で行った。

 長沼さんは認知症となった母親の介護経験を交えながら、認知機能の衰えにより時間や場所の状況把握や短期記憶、服を着るなどの日常的な行動ができなくなると指摘。さらに、症状が進行することへの不安や家族関係などの要因でうつ状態といった精神症状も表れることを説明した。

 長沼さんの指示に合わせて手首や肩を素早く触ったり、トランプの図柄を記憶したりといった脳の活性化につながる活動も行われた。間違っても笑い声を上げながら体験を楽しむ参加者に対し、長沼さんは「介護予防で一番大切なのは楽しいということ。それを知らなかったかつての自分は、母に家でドリルをするように強制してしまっていた」と反省を込めて語った。

 このほか、人と交流を持つことや体を積極的に動かすことも介護予防に役立つことが伝えられた。

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