知事 「北海道を前に」 新年度予算編成方針を決定 道庁議

知事 「北海道を前に」 新年度予算編成方針を決定 道庁議
新年度予算編成方針を決定した庁議=27日午後4時40分ごろ、道庁

 道は27日、庁議を開き、2024年度予算編成方針と重点政策検討方針を決定した。新年度は「コロナ禍後初めての通年予算編成」となることを重視。鈴木直道知事は「急速に変化する社会経済情勢に対応しつつ、日本、そして世界における本道の役割の重要性を踏まえ、コロナ禍後の社会を見据えた政策を盛り込んでいきたい」との姿勢を示した。

 新年度の重点政策検討方針は「安心して住み続ける地域に」と「北海道の魅力を世界へ」を柱に据えた。

 「安心して―」では、子育て政策の充実や医療福祉の確保、健やかに暮らせる生活環境などを重点に政策を検討。「北海道の魅力―」では、未来に向けた産業・人・投資が集まる、食をはじめとする道産品などを政策の重点に据えた。いずれも現在策定中の「新たな北海道総合計画」と連動して検討を行う。

 予算編成方針では、道財政が24年度は「令和以降で最大の収支不足額(490億円)となる」ことを重視。引き続き厳しい財政状況であり「財政の健全化に切れ目なく取り組む」ことを基本的な考え方に据えた。

 予算編成のポイントとしては(1)重点政策検討方針に基づく優先度の高い施策に、限りある資源を効果的・効率的に配分(2)施策や事務事業の徹底した精査や、スクラップ・アンド・ビルドなどの「歳出の削減・効率化」に取り組む(3)施策間連携や横断的事業の推進、市町村や民間との連携・協働による事業の精査を行う―の3点を掲げた。

 知事は「政策の検討の基本的な考え方について全庁で認識を共有し、各部でしっかり議論を積み重ねてほしい」と指示。「北海道を前に進めていくための政策を、予算編成過程を通じて皆さんと一緒に練り上げていきたい」と述べた。

 新年度予算編成作業は、来年1月中旬に総務部長調整に入り、2月上旬に知事査定を実施。2月中旬に知事が記者会見し、予算案を発表。第1回定例道議会に提案する。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る