苫小牧の市議会議員とさまざまな立場の市民が、政治分野における男女平等参画について話し合う「2023フォーラムwith市議」が25日、市民活動センターで行われた。一般社団法人ネットワーク苫小牧が創立40周年の記念行事として開催したもので、参加者からは広報の充実や投票方法の工夫、女性の育児や家事の負担軽減などのアイデアが出された。
市議約20人と企業経営者や市民団体の代表者、医療や福祉に携わる人など計約50人が参加。国際的な統計でも日本は政治、経済分野で男女格差が大きい点に着目し、▽女性の市議を増やすには▽投票率を向上させるには―の二つのテーマを設定。8グループに分かれて意見を交わした。
ひとり親として子どもを育てている女性は「子どもが小さかった頃は毎日に必死で、生活の中で『もっとこうなれば』という課題を感じても政治に目を向ける余裕がなかった」と指摘。市議からは「議員がどのような役割を担い、どのように働いているかを知らない人が多いことが政治離れにつながっているのでは」との意見が出された。
最後はグループごとに集約した意見を発表。「(候補者や議席の一定数を女性に割り当てる)クオータ制を導入し、制度面から推進しては」「議員活動と家庭生活が両立できるような仕組みが必要」「紙媒体やインターネットなどあらゆる方法で広報活動をすべき」といったアイデアが出された。
同ネットワークの中村こずえ会長は「足元の課題に一つずつ取り組むため、会としてもさまざまな事業を展開している。今後もテーマを変えながら、このようなフォーラムを継続していきたい」と語った。
















