北海道鍼灸(しんきゅう)師会日胆ブロック(椎名正人会長)は26日、はり・きゅう無料体験会を苫小牧市文化交流センターで開いた。同ブロック加盟の鍼灸師が市民ら約20人に治療を実践し、東洋医学に基づく伝統医療の魅力をアピールした。
はり師、きゅう師の両国家資格取得者が営む苫小牧、室蘭、新冠など日胆11院で構成する同ブロック。体験会は「鍼灸をもっと身近に感じてほしい」と初めて企画した。
座学と実演の2部構成で、おとわ鍼灸整骨院(苫小牧市音羽町)の近藤優子院長は東洋医学やはり、きゅうの効果を紹介。「幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌を促したり、免疫機能を向上させたりすることもできる。日々の体調と向き合う手段の一つとして鍼灸を利用してほしい」と呼び掛けた。
参加者への実演では鍼灸師たちが事前アンケートに基づき、最適なつぼにはりを打ち、火を使わないきゅうを置くと「痛みが和らいだ」「血流が良くなった」といった声が上がった。
新冠町で、はり・きゅう整骨院を営む椎名会長は「興味深く話を聞いてもらえた」と手応えを口にしつつ、国内の鍼灸療法受療率は年5%ほどで「痛い、怖いといったイメージを払拭しなければ」と強調。「施術によっては保険適用にもなる。無料体験などを通じて周知に努めていきたい」と述べた。
















