道は28日、文部科学省が実施した「2023年度学校保健統計調査」の北海道分の集計結果(確定値)を発表した。身長の平均値は、男子は6~8歳、10~16歳で全国平均を上回り、女子は5歳、6歳と8~14歳、16歳で全国平均を上回った。体重の平均値は女子の7歳、17歳を除いたすべての年齢で全国平均を上回った。肥満傾向児の出現率は、男女ともすべての年齢で全国を上回っている。
学校保健統計調査は、学校における幼児、児童、生徒(満5~17歳)の発育、健康の状態を明らかにすることを目的に毎年実施している。幼稚園、小学校、中学校、高校の計207校を対象に22年4月1日から23年3月31日の間に実施した。
身長の平均値は男子は5歳と17歳で全国平均と同じ、9歳で全国平均を下回った。女子は15歳で全国平均と並び、7歳と17歳で全国平均を下回った。男子と女子の比較では女子が9歳、10歳、11歳で男子を上回った。
体重の男子と女子の比較では、男子がすべての年齢で女子を上回った。
むし歯(う歯)の割合は、幼稚園で25%、小学校で42・4%、中学校で36・5%、高校で49・2%だった。すべての年齢で全国値を上回った。
「裸眼視力1・0未満」の割合では、幼稚園が17・8%、小学校42・4%、中学校62・1%、高校で76・4%。学年が進むほど高い。全国との比較では幼稚園を除く全学校種別で全国を上回っている。
ぜん息の割合は、幼稚園で1・4%、小学校で3・7%、中学校で4・1%、高校で2・4%。5~17歳のすべての年齢で全国値を上回った。
アトピー性皮膚炎の割合は、幼稚園で2・8%、小学校で4・8%、中学校で6・4%、高校で4・7%。
道教育委員会は「全国平均とは差があるものの、(道内の)前年との比較ではむし歯や裸眼、アトピー、ぜん息で改善が見られる」と分析。一方、肥満傾向児の出現率は高い状況にあることから「健康は生きる力の基盤。望ましい生活習慣が確立できるよう努めたい」とした。
















