高齢者の生活援助を行う苫小牧市内の有償ボランティア組織「サポ♥ラブ」の設立総会が1日、のぞみコミュニティセンターで開かれた。立ち上げ準備に関わった人や活動に関心を示す住民ら17人が出席。のぞみ町の行政書士中尾宏之さんを代表に選出し、来年2月に支援活動を始めることを決めた。
生活の中で手助けを必要とする高齢者と、手伝いができる地域住民らでつくる組織。市西地域包括支援センターが担当する市内西部地域を活動エリアとし、住民ボランティアが掃除や食事の用意、洗濯、薬の受け取り、ごみ出し、ボタンの縫い付けなどの援助を実施する。活動内容や時間に応じ、利用者は50円~200円程度の料金を住民ボランティアに支払う。
総会に当たり、同包括支援センターの池崎一士さんが出席者に担当エリアの状況を説明。高齢化率は36・3%で地域活動に積極的な高齢者が多い一方、介護を必要とする人の中には、既存の介護サービスだけでは生活の困り事が解消されていないことを語り、「手伝いが必要な高齢者と活躍の場を求める住民をうまくマッチングさせる仕組みが必要」と、有償ボラ組織の重要性を強調した。
総会では役員選出のほか、設立準備会で考えた会則案や事業計画案などを審議。市の補助事業、介護予防・日常生活支援総合事業の活用を目指して今月中に申請を行うほか、会員を募るためのチラシ配布や住民説明会を経て来年2月にサービスを開始することを決めた。
中尾代表は「一人ひとりの力でボランティア活動の輪を広げ、温かいまちづくりに貢献したい」と語った。
















