住・教育環境を整備 ラピダス 国内外で人材確保へ 道議会一般質問

住・教育環境を整備 ラピダス 国内外で人材確保へ 道議会一般質問

 第4回定例道議会は4日、本会議を再開して一般質問を続行した。小林千代美氏(民主・道民連合、千歳市区)は、千歳市の工業団地「千歳美々ワールド」に次世代半導体工場を建設中のラピダス(東京)の本道への経済効果や課題などを多角的に質問。道が誘致した理由を問われた中島俊明経済部長は「次世代半導体製造拠点の本道への立地実現により、経済効果や新たな雇用の創出はもとより、関連産業の集積や道内企業の参入促進、取引拡大などを通じ、本道経済発展の起爆剤になることを期待した」と説明した。

 小林氏はラピダス進出を契機に現在、道が策定中の「北海道半導体関連産業振興ビジョン」について「道内各地ごとの目標値を設定するなど、地方への波及効果が分かるものにすべきだ」と迫った。

 中島経済部長は「『地域経済の活性化』など四つの方針ごとに具体的な目標(8項目)を掲げることとしている」と説明し、ビジョン策定後は「各般の施策を戦略的に推進することにより、道央圏のみならず、本道全体の経済活性化と持続的発展につなげる」との姿勢を示した。

 小林氏は半導体関連産業の人材確保問題も取り上げ、「台湾だけでなく韓国も、欧米も、熊本も優秀な人材は世界中で奪い合いとなっている」と指摘。技術者に世界から本道を選んでもらうための施策をただした。

 中島経済部長は「今後、海外からの技術者や研究者に向けた住環境や教育環境の整備について検討していく必要がある」と強調。道としては「海外企業による道内進出の動きを注視しながら、ラピダスが立地を決定した本道の優位性や、充実した生活環境の魅力の海外向けPRなどに取り組み、海外人材の誘致につなげていく」と答弁した。

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