11月道内 倒産6年ぶり20件超 新型コロナ関連6割強

11月道内 倒産6年ぶり20件超 新型コロナ関連6割強

 東京商工リサーチ北海道支社は、11月の道内企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年同月比6件(42・9%)増の20件となり、11月としては6年ぶりに20件を超えた。うち、新型コロナウイルス関連倒産が13件と全体の65%を占めた。

 負債総額も前年同月に比べ26・5%(3億6600万円)増の17億4500万円となった。

 地域別では、札幌市が5件で最多だった。これに旭川市が3件、網走市と帯広市、釧路市が各2件で続いた。苫小牧市でも1件発生している。

 業種別では、「サービス・他」が8件と全体の4割を占めて最多。以下、建設業4件、製造業と小売業、運輸業が各2件の順。

 原因別では、「販売不振」が16件と全体の8割を占めた。

 11月の企業倒産に伴う従業員の被害者総数は80人。今年1月からの累計では1052人となり、1000人を超えた。コロナ関連倒産の道内の累計は322件となった。

 同支社では「コロナ禍の影響をいまだ引きずる企業も少なくない。加えてエネルギー・原材料価格の高騰や人件費上昇が企業収益を圧迫している」と分析。企業倒産は「さらに増勢を強める可能性が高い」と予想している。

     ◇

 帝国データバンク札幌支店の調査では、11月の道内企業倒産件数は19件、負債総額は17億8800万円。前年同月に比べ件数は8件増、負債は54・9%増となった。

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