千歳市で次世代半導体の製造を目指すラピダスの工場建設が進む中、半導体をテーマにした講演会が5日、苫小牧市内のホテルで開かれた。苫小牧工業高等専門学校と同高専協力会が地域連携シンポジウムとして実施。教職員や協力会の企業などから約150人が参加し、半導体製造装置メーカーKOKUSAI ELECTRIC(東京)システム開発本部の佐々木隆史さん(47)の話に耳を傾けた。
佐々木さんは「半導体ビジネスの一翼を担うミクロとマクロの連携」と題し、半導体の原点が真空管であることや半導体業界、同社の技術について説明。「半導体市場は1980年代から約60倍に成長し、2030年には約100兆円規模になる見込み」と話した。
同社が世界トップクラスのシェアを誇る成膜プロセス装置の技術や実際の工場の様子などをスライドで示したほか、ラピダスが製造を計画する回路線幅2ナノメートル(ナノは10億分の1)についても、その小ささを解説した。
同シンポジウムは同高専と地元企業の連携強化や教育研究活動の発展を目的に毎年実施している。教員の研究成果発表や、専攻科1年生33人による研究発表も行われた。
















