社会を明るくする運動作文 青翔中2年安田さん最優秀賞

最優秀賞の表彰状を手にする安田さん

 法務省が推進する「第73回社会を明るくする運動」の作文コンテストで、苫小牧青翔中2年の安田朱里さん(13)の「忘れてはいけないもの」が中学生の部の道央管内最優秀賞に輝いた。同部で苫小牧からの最優秀賞受賞は2020年以来3年ぶり。小学生の部では苫小牧清水小6年の對馬羽菜さん(12)の「明るく平和な社会を目指して」が優秀賞に選ばれた。

 安田さんは胆振東部地震で起きた大規模停電の経験などを通じて普通の日常の大切さに触れ、「大切なものを心にとどめて、自分だけでなく、周りにも同じくらい大切なものがあることを忘れず、これからも生きていく」と誓った。「失って初めて大切なものに気づいた、とは言いたくない」とも書いた。

 對馬さんはニュースで知った高齢者の犯罪やコロナ禍での偏見、ウクライナとロシアの戦争などに思いを巡らし、自身が成長する中で「友達の嫌なこと、苦しいことに目を向け、耳を傾けてあげられるような存在でありたい」とつづった。

 表彰状の伝達は6日に安田さん、5日に對馬さんの各学校で行われ、表彰状を手渡した苫小牧地区保護司会の二階堂徹会長は「自分だけでなく、家族、社会などに目を向けた視野の広い作品が多く、どれも素晴らしかった」と述べた。

 安田さんは「ありふれた日常が大切だとみんなに気付いてほしいと思っていたので、こうして伝わったのがうれしい」と笑顔を見せた。對馬さんは「まさか選ばれるとは思っていなかったので、びっくりした。(読んだ人に)共感してもらえたら」と話した。

 コンテストは社会を明るくする運動中央推進委員会主催。胆振、日高を含む道央地区は中学生の部に3133点、小学校の部に1923点の応募があり、各部の最優秀賞作品3点は全国の審査会に推薦される。

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