苫小牧青翔中学校2年生の矢幡陽真里さん(13)が、学生服メーカーのトンボ(岡山市)が主催する「第14回トンボ1129(いいふく)デザインコンクール」の体育着デザイン部門で最優秀賞に輝いた。所属する美術部の顧問に勧められて応募し、最高賞となり「まさか自分が選ばれるとは」と驚く。
学生の斬新な創造力を制服と体育着のデザインに生かしてもらい、スクールウエアの魅力を発信する企画。全国の中学校、高校の生徒が対象で、体育着デザイン部門には698点が寄せられた。道内から受賞者が出るのは初めてという。
矢幡さんの作品のテーマは「夏でも快適!すずしげだぼっと体育着」。今年の猛暑に着想を得て、暑い夏でも涼しく感じられる工夫をした。
カラーは水色と緑を合わせたような寒色がベースで、外側の黄色いラインがカラフル。ポケットに保冷剤を入れたり、扇風機を装着したりとデザイン性、機能性の両立を追求した。
矢幡さんは大好きなアニメや日常生活で目にする衣類をよく観察して感性を磨き、今回の作品を生み出した。「日頃から良いと思った案をメモする中で新たなアイデアが浮かんだ。考えて描く時間が一番楽しかった」と振り返る。
同社は「暑い夏に対応した機能体育着。現代のトレンドも考慮され高い企画力を感じた。見て良し、着て良し、使って良しとバランスの取れた素晴らしいデザイン」(審査員)と絶賛する。
4日、同校で表彰式が行われ、矢幡さんは北海道トンボ(札幌)の社員から賞状と盾、デザインを再現した体育着を記念品として受け取った。
矢幡さんは「実物を作ってもらえ、感謝の気持ちでいっぱい。生で見ると格好いい」と笑顔。来年も同コンクールに応募予定で「トレンドや話題を取り入れて作ることをモットーにしており、どんな作品ができるか楽しみ」とほほ笑んだ。



















