第47回苫小牧市中学生主張発表大会が2日、市文化交流センターで開かれた。市内各校から選ばれた14人の生徒たちが、学校や日常の生活で感じたこと、国際社会、ジェンダーレスなどについての思いを発表した。最優秀賞には沼ノ端中学校2年の工藤陽菜さん(14)が選ばれた。
市教育委員会主催、市中学校長会共催。市教育委員や同校長会会長ら5人が、主張の内容や声の調子などを総合的に審査した。
最優秀賞に選ばれた工藤さんは発表に向けて、声の大きさや抑揚、目線、時間内に話し終える練習を10月末から週2回ペースで重ねてきた。
ステージでは「外国人だから」をテーマに、外国人観光客と肩がぶつかった際に謝罪された自身のエピソードを紹介。「外国人だから謝罪しないと思っていたが、それは彼らに対する偏見で、見直すべき」と反省し、外国人には日本人にとって当たり前のことができないだろうという思い込みや、差別をしている自覚が本人にない恐ろしさについて語った。
審査結果に「自分のペースで、一言一句落ち着いて話せた。人種の違いによる間違った思い込みの壁を乗り越えられる社会を目指したい」と力強く語った。
工藤さんは、来年予定されている胆振大会に市代表として出場する。
最優秀賞を除く入賞者は次の通り(敬称略)。
▽優秀賞 髙石美弥(緑陵中)早坂優汰(苫小牧東中)▽優良賞 伊藤大惺(啓明中)渡邉杏香(明野中)▽努力賞 林優菜(青翔中)林蘭々(ウトナイ中)畠山花音(和光中)荒木美璃(啓北中)髙橋陽稀(光洋中)河合明音(開成中)今野瑠璃(明倫中)忠鉢心那(勇払中)上田夏音(凌雲中)中川紘(植苗小中)
















