苫小牧西高校(天野慎也校長)の1年生は8日、同校体育館でグループごとに考えた地域課題の解決方法を発表し合った。外部講師を迎え、6月から取り組んできた探究学習の総まとめの活動。生徒たちは福祉や物流、観光などの各分野で抱えている課題を提起、柔軟なアイデアを盛った解決策を示した。
総合的な探究の時間の一環で生徒たちは5、6人のグループをつくり▽福祉▽スポーツ▽防災▽飲食▽物流▽観光―の六つの分野に分かれて活動。市職員や市民、企業関係者に話を聞くなどして地域課題を探り、解決方法を考えた。
この日の発表会では、学習に協力した外部講師たちが見守る中、各分野から選抜された八つのグループが登壇した。防災班は過去の災害で、多くの高齢者が逃げ遅れて犠牲になっている点に着目。支援を必要とする人をあらかじめ登録する「避難行動要支援者名簿」の重要性を説いたほか、万が一に備え、高校生のボランティア活動を推進する自作のポスターを披露した。
物流班は苫小牧が本道の物流拠点であることをPRするため、「情報発信用の動画やマスコットキャラクターの制作が効果的では」と提案。福祉班は子どもの権利に着目し、約200人の児童らから生の声を聴き、子どもを1人の人間として尊重するよう大人側に求めるポスターを作った。
物流班の長谷川愛空さん(15)は「友達と一緒に、楽しみながら学習に取り組めた。物流業界について、さらに学びたいと思っている」と述べた。
















