苫小牧市PTA連合会(佐藤天亮会長)は市内小中学校の教育向上を目的に、環境整備の改善と記入書類の電子化などによる保護者の負担軽減を市教育委員会に要望した。全部で8項目あり、佐藤会長は「実現に向けて第一歩を踏み出せた」と話している。
要望は、「教育課題と思うこと」について市内の小中学校の保護者にアンケート調査し、得られた結果に基づいて、実現できそうな内容を厳選した。
学校の設備改善についての要望は▽熱中症対策▽PTA活動の経費補助▽通学路の除草作業の拡充▽ICT家庭活用の体制整備の4項目。このうち特に熱中症対策では、子どもに持参させる水分補給用の飲料や保冷剤などの冷却道具を家庭で用意するのは負担と主張。学校にエアコンを設置することや児童生徒に保冷剤を配布することなどを求めた。
保護者の負担軽減に関する要望は▽児童生徒実態調査票の電子化・簡略化▽教材費引き落としの体制整備▽市から発行される案内の電子化や配布数▽給食費の無償化の4項目。中でも児童生徒実態調査票については、毎年手書きをして提出しているが、兄弟姉妹が在籍する場合、保護者は複数枚の用紙に同じ内容を記入するため、手間がかかり資源も無駄にすると訴えた。
内容は要望書にまとめ、佐藤会長と会員4人が11月17日に市教育委員会を訪れて提出した。佐藤会長は「学校と家庭の連携を深め、子どもらが学校で快適に学び、過ごせるようにしたい」と期待を込めた。福原功教育長は「理想の学校、家庭の在り方を追究するために検討したい」と語った。
















