「21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクト~コタンコロカムイの森づくり~取組紹介パネル展」が北海道森林局=札幌市中央区宮の森3条7=の1階ウッディホールで開かれている。森づくりなどのパネルや伝統的工芸品の二風谷イタ(お盆)をはじめアイヌ民具などを展示している。
同局と平取町、平取アイヌ協会の3者は2013年に「21世紀・アイヌ文化伝承の森プロジェクト~コタンコロカムイの森づくり推進のための協定」を締結。平取町内の国有林でコタンコロカムイ(シマフクロウ)が生活できる豊かな森づくりを目標に活動している。
会場の四つのゾーンでは▽エゾシカやネズミによる食害をエゾフクロウやオオコノハズクの巣箱をかけて防止▽森や川をシマフクロウが持続的に生息できる環境に改善▽アイヌ文化を育んできた森林・河川空間づくり活動―をパネルや映像で紹介している。
同展は平取町以外では初開催という。平取町アイヌ文化振興公社の木村美咲さん(32)は「平取で生まれ育った若者が伝承者育成事業でなりわいを見つけ、古里で働き続けるきっかけになれば。今回を契機に(3者の)活動を広く周知したい」と話している。
8日は同公社のスタッフが展示物の説明などで対応した。来場者は草木染めを施したオヒョウニレの樹皮でブレスレット作りなどを楽しんだ。
パネル展は14日まで、午前10時~午後3時に見学できる。
















