【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米プロバスケットボール協会(NBA)の新設大会インシーズン・トーナメントは9日、米ネバダ州ラスベガスで決勝が行われ、八村塁が所属するレーカーズがペーサーズを123―109で下し、初代王者に輝いた。八村は途中出場し、約9分間のプレーで無得点、2リバウンドだった。
レーカーズのレブロン・ジェームズが大会最優秀選手(MVP)に選ばれた。
▽…レーカーズは、追いすがるペーサーズを終盤に突き放した。八村は鼻骨骨折で5試合欠場から、復帰後3試合目とあって、約9分の出場時間にとどまり無得点、2リバウンド。「僕は全然活躍できなかったけれど、チームが勝てたのはよかった。これからのシーズンにつながっていくと思う。僕も調子を取り戻したい」と笑顔を浮かべた。
昨季途中にウィザーズから移籍。プレーオフでは日本選手として初めてカンファレンス決勝まで進んだ。そして新設大会でNBA初タイトルを手にした。「いろいろあって、ここまで来られた」と満足そう。
ちょうどこの日、米大リーグ、大谷のドジャース入りが決まった。「素晴らしい。(同じ)ロサンゼルスで、また日本人として2人でやっていけるのは、すごくうれしい」と喜んでいた。

















