沼ノ端クリーンセンター再長寿命化 28年度から改修へ 苫小牧市

沼ノ端クリーンセンター再長寿命化 28年度から改修へ 苫小牧市

 苫小牧市は11日、廃棄物処理施設・沼ノ端クリーンセンター(沼ノ端)の再長寿命化に向け、早ければ2028年度から改修事業を行う方針を明らかにした。工期は5カ年程度で、耐用年数を15年程度延ばす計画。老朽化が進む同施設は15~17年度に長寿命化工事を行っており、今回も建て替えと比べてコストが低い改修で施設を延命する構えだ。

 同日の市議会定例会の一般質問で、松井雅宏氏(改革フォーラム)に答えた。

 市は老朽化が進む同センターの方向性として、建て替えか改修による再長寿命化の2択で検討してきた。コストは建て替えが200億円以上に対し、改修が70億円以上と見込み、再寿命化すれば差し引き130億円安い想定だ。焼却炉など基幹設備の改良工事を予定している。

 改修事業費の詳細は今後詰めるが、多額であることを踏まえ、国の循環型社会形成推進交付金を活用する他、広域でごみを受け入れている厚真、安平両町とも財源負担の在り方などを検討する。市環境衛生部は「ごみ収集を行いながら、再長寿命化を進めていきたい」としている。

 同センターは1999年に完成。鉄筋コンクリート一部鉄骨造り延べ床面積2万平方メートルで、焼却炉2基や破砕施設を備え、処理能力は1日当たり210トン。事業費127億円で整備した。前回の長寿命化は、16年度に焼却炉の1号炉、17年度に2号炉を改修し、クレーンの制御装置やコンベヤ類の更新など、基幹設備の改良工事を行っている。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る