むかわ町議会定例会は12日に開会し、一般質問を行った。
伊藤恵美氏は、穂別地区にある国民健康保険穂別診療所が29日から、看護師不足のため入院患者の受け入れを一時休止することに対し、「穂別地区の住民にとっては必要な唯一の医療機関」と訴えた。町によると、派遣で採用の看護師2人が期間満了となることから派遣会社へ人員の補充を要請しているが、「今月中の補充の見込みが立っていない」と答弁。看護師の確保に努め「充足され次第再開する」と理解を求めた。
大松紀美子、奥野恵美子の両氏は中学校部活動を地域のスポーツクラブなどに委ねる「地域移行」について、町教育委員会に今後の展望をただした。町教委は「地元の総合型地域スポーツクラブNPO法人むーブを中核に、スポーツに限らず文化も含めた受け皿を整備し、放課後の居場所づくりに努めたい」と説明。2025年度末までに休日の部活動を地域に移行する考えを示した。

















