苫小牧のサッカーチームASC北海道U―12の橋本大耀(たいよう)君(苫小牧東小5年)と旭耀(あさひ)君(同3年)の兄弟=市汐見町在住=は16日から、スペイン・バルセロナで行われる遠征プログラムに参加する。サッカースクール事業を手掛ける東京の企業が今夏、札幌で行ったバルサアカデミーサマーキャンプに参加した際、コーチ陣に実力が認められ、遠征選手に選出された。2人は「サッカーの本場での練習が楽しみ」と声をそろえる。
サッカー好きな祖父母や両親、親戚に囲まれて育った2人にとって、サッカーボールは赤ちゃんの時から身近な玩具だった。母の由衣さん(37)によると、1歳を過ぎ、歩き始める頃には自然とボールを蹴って遊ぶようになったという。
小学校入学前から本格的にサッカーに取り組むようになり、今は週4日間のチーム練習に加え、人工芝を貼った自宅庭での自主練習や4、5キロのランニングにも励む。家の中でも常にボールを手放さないほど”サッカー漬け”の日々を送っているという。
より高度な学びを得るため7月末から8月にかけて3日間、札幌市内で実施されたサマーキャンプに初参加。小学3~6年生を対象に全国各地で行われる同キャンプは、日本代表選手でスペイン1部リーグのレアル・ソシエダードで活躍する久保建英選手も過去に参加し、プロ選手へのきっかけとなった。2人もFCバルセロナのコーチらから実技指導やポジションの役割などを確認する座学研修を受け、力を磨いた。
スペイン遠征はキャンプの全参加者の中から、実力で選ばれた選手だけが参加できるエリートプログラム。今回は全国15会場のサマーキャンプ参加者約1100人から約60人が選抜され、16~27日に行う。実技練習や戦術を学ぶ講座、試合観戦などのほか、サグラダファミリアやモンジュイック城といった歴史的建造物の見学も予定している。
大耀君は「将来は(ポルトガル代表の)ロナウド選手のようなドリブルがうまく、決定力のある選手になりたい」とし、「遠征では試合を動かす中心選手としての力を付けたい」と意気込む。旭耀君は「友達をたくさんつくるのが楽しみ。(アルゼンチン代表の))メッシ選手のような落ち着いたプレーができる選手になれるよう頑張りたい」と笑顔で語った。
由衣さんは「けがをしたり風邪を引いたりせず、夢に向かって全力で楽しんできてほしい」と話した。
















