苫小牧光洋中学校(遠藤玲校長)の特別支援学級1年・吉川蓮人さん(12)が北海道森と緑の会主催「緑化活動啓発作品コンクール」のポスター原画・中学生の部で奨励賞を受賞した。吉川さんは13日に同校で表彰状を受け取り「一人でも多くの人が森林の大切さを考えるきっかけになれば」と喜びを話した。
同コンクールでは、緑の大切さなどの啓発を目的に、道内の小中高校生から森林や緑に関するポスター原画と標語を募集。全道38校から564点の応募があり、入賞作品27点が選ばれた。このうちポスター原画・中学生の部には11校から68点が寄せられ、最優秀賞1点、優秀賞3点、奨励賞3点が選ばれた。
吉川さんは美術部員で、イラストを描くのが大好き。顧問の勧めで応募に挑んだ。
制作に向けて、人間による開発で動物のすみかが失われていることを踏まえ「森で暮らす動物と都市にいる人が楽しく共生できる社会にしたい」と、森の動物と都市の人々が近距離で楽しく暮らしている様子を表現することにした。
作品のテーマを「動物たちの大きな森の木」とし、1本の大木をオアシスにして仲良く過ごすリスやウサギなどの野生動物と地元の王子製紙苫小牧工場を描いた。
表彰状は道胆振総合振興局林務課長の福見弘人さんが同校を訪れ、「動物のすみかである森を守ろうとする思いが伝わった」と手渡した。吉川さんは「1カ月半かけて完成させた。学校に展示されるようなのでうれしい」と笑みを浮かべた。
作品は北海道森と緑の会のカレンダーに掲載されるなど、啓発活動で使用される予定。
















