日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の表彰式が20日、東京都内で行われ、2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有が個人4部門で受賞した。今季5勝した22歳は「1年間しっかり戦えた。多くの賞を頂いて光栄」と喜びを語った。
山下は賞金約2億1355万円で史上初の2年連続2億円突破。平均ストロークは歴代最少の69・4322をマークし、昨年に続き70を切った。来季へ向けてショートゲームを課題に挙げつつ、「海外メジャーでも上位で戦いたい。パリ五輪に出たい気持ちもすごくある。メダルを取りたい」と抱負を述べた。
4勝した19歳の桜井心那は敢闘賞に選ばれ、「頑張ってよかった。初優勝で自信が付いて、後の3勝を引き寄せたと思う」と振り返った。
メジャーの日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯を含む2勝を挙げた20歳の神谷そらは新人賞、メルセデス・ランキング2位の申ジエ(韓国)はJLPGA輝き賞を受賞。今季限りで日本ツアーを引退したイ・ボミ(韓国)には特別功労賞が贈られた。

















