ジャスティンパレス5枠10番 競 馬 本命不在で混戦 G1・有馬記念

ジャスティンパレス5枠10番 競 馬 本命不在で混戦 G1・有馬記念

 中央競馬の第68回有馬記念(24日、G1、中山競馬場、芝2500メートル)の枠順を決める抽選会が21日、東京都内で行われ、今年の天皇賞・春を制したファン投票3位のジャスティンパレスは5枠10番に入った。レースには16頭が出走。

 ジャパンカップで3着のスターズオンアースは8枠16番、皐月(さつき)賞優勝のソールオリエンスは1枠1番、日本ダービー馬のタスティエーラは7枠13番。引退レースとなるタイトルホルダーは2枠4番に入った。

(1)1ソールオリエンス

56川 田

(1)2シャフリヤール

58松 山

(2)3ホウオウエミーズ

56田 辺

(2)4タイトルホルダー

58横山和

(3)5ドウデュース

58武 豊

(3)6ディープボンド

58マーカ

(4)7アイアンバローズ

58石 橋

(4)8ライラック

56戸 崎

(5)9ヒートオンビート

58坂 井

(5)10ジャスティンパレス

58横山武

(6)11ハーパー

54岩田望

(6)12ウインマリリン

56モリス

(7)13タスティエーラ

56ムーア

(7)14プラダリア

58ムルザ

(8)15スルーセブンシーズ

56池 添

(8)16スターズオンアース

56ルメー

(注)マーカはマーカンド、ムルザはムルザバエフ、ルメーはルメール

 年末恒例の中央競馬のG1レース、第68回有馬記念は24日、中山競馬場の芝2500メートルコースにG1馬8頭を含む16頭が出走して行われる。ファン投票で1位のイクイノックスは引退。2位の3冠牝馬リバティアイランドは出走しないため、本命不在の混戦模様を呈している。

 ファン投票3位のジャスティンパレスは総合力が高く、勢いもある。4月に3200メートルの天皇賞・春を制するなどスタミナは申し分なく、10月の天皇賞・秋(2000メートル)では2着に入りスピードも備えていることを示した。

 スターズオンアースは半年ぶりの実戦となった11月のジャパンカップで、3着と好走して地力を示した。直近のG16連戦を含め、出走11レース全てで3着以内と安定感があり、今回は上積みも見込めそうだ。今春の皐月(さつき)賞を制したソールオリエンス、日本ダービー馬のタスティエーラも上位に割って入る力がある。

 引退レースとなるタイトルホルダーは、G14勝目を挙げて有終の美を飾れるか。休養明け3戦目で状態は上向くとみられる。世界最高峰レースの一つである凱旋(がいせん)門賞で4着と健闘したスルーセブンシーズ、再び武豊騎手が手綱を握るドウデュースも、ともに本領を発揮できれば怖い存在だ。

第167回天皇賞・春(GI)を制したジャスティンパレスと、ガッツポーズするクリストフ・ルメール騎手=4月30日、京都競馬場

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