第2次市空家等対策計画素案まとめる 28年度目標1350件に削減へ

第2次市空家等対策計画素案まとめる 28年度目標1350件に削減へ

 苫小牧市は、2024~28年度の5カ年を期間とする「第2次市空家等対策計画」の素案をまとめた。市内で空き家が増加傾向にある中、四つの取り組み方針を定めた上、空き家の総数を22年度の1494件から、28年度までに1350件まで削減する目標。来年1月22日まで素案に対するパブリックコメント(意見公募)を行っている。

 素案では、基本目標を「安全・安心で快適に暮らすまち とまこまい」とした上、取り組み方針は第1次計画(19~23年度)を継承し、空き家の▽発生抑制▽適切な管理▽有効活用▽管理不全への対策―の四つ。第1次は「実施体制の整備」を含めた五つだったが、同項目は進行管理の視点へと見直す。

 その上で七つの成果指標を設定。空き家セミナーの参加者数は年30人(23年度は21人)、空き家の相談件数は同100件(22年度は73件)などとしたほか、損傷が激しく倒壊の恐れのある不良度ランクC・Dの空き家も180件(22年度は190件)に削減するなどの目標を示した。

 さらに方針を実現するため▽空き家の実態把握▽適正に管理が行われていない空き家の解消―など施策7項目を掲げ、具体的な取り組みを明記。例えば「社会課題の解決に役立つ利活用」では、移住検討者の住まいの選択肢として物件情報を提供し、空き店舗活用では一部を補助するなどの事業を盛り込んだ。

 素案に対するパブコメを実施した後、来年2月に空き家等対策委員会で審議し、3月に完成する予定。市市民生活課は「1次計画の策定から5年が経過しようとする中、課題をまとめた。24年度以降も空き家の調査を進め、関係機関と連携しながら施策を進めたい」としている。

 市は第1次計画で五つの取り組み方針に基づいて事業を進め、課題を▽初期段階における空き家の把握▽自己対応困難所有者への対応―など12項目にまとめた。22年度に行った実態調査では、市内の空き家数は22年度末現在1494件で、17年度調査に比べて412件増えていた。

 素案は市ホームページで公表している。パブコメの問い合わせは同課地域担当 電話0144(32)6303。

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