アイヌの装身具に理解深める 市美術博物館大学講座

アイヌの装身具に理解深める 市美術博物館大学講座
アイヌ民族の首飾りの話を聞く受講者(提供)

 苫小牧市美術博物館大学講座がこのほど、同館研修室で開かれ、受講生70人が「アイヌの耳飾り・首飾り」をテーマとする講義を通じ、アイヌ民族が身に付けてきた装身具に理解を深めた。

 講師は同館で調査研究経験のある北海道博物館の亀丸由紀子学芸員。市美術博物館が所蔵する装身具(耳飾り106点、首飾り142点)の写真をスライドで見せながら、形や素材を紹介した。

 耳飾りは円形や「?(はてな)」形が多く、金工細工やガラス玉で作られた物が多数あり、「本州から伝わってきたり、和人が作ったりした物が多い」と説明。首飾りに使われている飾り板(シトキ)は、くぎ隠しを転用するなどして作られたとされる物が多い中、「明らかにシトキ用に和人が作った物もある」と話し、受講者は終始興味しんしんの様子で耳を傾けていた。

 市美術博物館の岩波連学芸員は「『装身具を見たい』という市民がいたので、今後機会をつくりたい」と語った。

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