4大会ぶり団体優勝 苫工機械 工作研究部 個人でも3人全国へ ジャパンマイコンカーラリー道大会

4大会ぶり団体優勝 苫工機械 工作研究部 個人でも3人全国へ ジャパンマイコンカーラリー道大会
4大会ぶりに団体優勝に輝いた機械工作研究部。全国大会に出場する(前列左から)飯坂さん、伊藤さん、松浦さん

 マイクロコンピューターを搭載したロボットカーの走行タイムを競う「ジャパンマイコンカーラリー北海道地区大会」(11月25~26日)の団体戦で、苫小牧工業高校機械工作研究部が4大会ぶりに優勝を果たした。全国大会がある個人戦でも、3部門のうち2部門で優勝するなど3人が出場切符を手にした。27、28両日に長野県内で開かれる全国大会に向け、部室で試走を繰り返し、車体やプログラムの最終調整を重ねている。

 同大会はロボットカーで、コース上の白線を読み取りながら急カーブや直角コーナー、坂道を走り、タイムを競う。▽規定部品が少なく自由度の高い「アドバンス」▽使う部品が限定される「ベーシック」▽車載カメラで白線を撮影し明るさの濃淡で自走させる「カメラ」―の3部門で構成されている。

 同校で開催された地区大会には道内7校から39台が出走し、同校からは8人が参加。1年伊藤澄海さん(16)がベーシックで、2年飯坂璃音さん(17)がカメラでそれぞれ優勝し、アドバンスで4位に入賞した1年松浦陸斗さん(16)とともに全国出場を決めた。

 伊藤さんは、4位で惜しくも全国を逃した重吉陸登さん(16)とベーシックに挑戦。2人とも土木科で電子機械の知識はなく、「すべての作業が初めてだった」と振り返る。初の全国大会に「他の生徒の車体やプログラムを見て、今後に生かしたい」と意気込む。

 2年連続出場となる飯坂さんは、昨年の車体を1年がかりで改良。カメラの角度や前輪タイヤのユニットを固定化し、安定走行ができるようにした。そのかいあって地区大会の参加8台のうち、完走したのは飯坂さんの車体のみだった。全国大会では「(32台のうち8台が出走する)決勝トーナメントに進めたら」と語る。

 入学時から大会出場を目指していたアドバンスの松浦さんは、車体やプログラムを一から設計。コースアウトを防ぐため重心を低くし、ジュラルミンを用いて安定した走りを実現したが、速度が出ない弱点もあり、「全国大会では今より0・5秒ほど速くプログラミングする」と話している。

 石橋真治顧問は「何度練習してもうまく走らないことも多く、何が悪いのかを予想しながら一つずつ作業しなければならない根気がいる大会」と指摘。団体優勝と立派な個人成績を「よくやった」とねぎらい、「全国大会でも全力で頑張って」とエールを送る。

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