苫小牧の猫の保護団体「ねこのかくれざと」(藤田藍代表)は25日、野良猫の避妊・去勢手術費用や猫の保護活動に対する助成などを求める要望書を市に提出した。藤田代表は野良猫を増やさないための活動に、官民一体で取り組む必要性を訴えた。
要望は8項目。高齢の飼い主が飼育できなくなるケースを想定し、在宅介護や福祉、動物愛護に関わる人たちの間で事前に対応策を練る仕組みづくりや、新しい飼い主を探す譲渡活動への協力なども盛り込んだ。
この日、藤田代表が市役所を訪れ、山本俊介副市長に要望書と署名約120筆を提出。市内でも高齢な飼い主の入院や死去で行き場を失った猫が増え、ケアマネジャーら在宅介護支援に携わる人たちも困っている現状を伝えた。
元野良猫をかわいそうに思った高齢者が飼い始めるケースも少なくないことから、藤田代表は「野良猫を減らすことが、将来行き場を失う猫を減らすことになる」と強調。「私たちも野良猫の避妊・去勢手術を行っているが、個人でできる範囲を超えている。市全体の問題として、一緒に取り組んでほしい」と協力を求めた。
山本副市長は「これまでの活動に感謝している。市としてもどのような形で支援できるか、検討していきたい」と述べた。
















