高齢や病気でかんだり飲み込んだりする力が衰えた人も食事を楽しめるよう、軟らかく調理した「嚥下(えんげ)食」を味わうイベントが23日、苫小牧市東開文化交流サロンで開かれた。ボランティア団体「Cocoro’s(ココロズ)」が市から受託する認知症カフェ・ほっとカフェの一環。他市のイベントを参考に初めて企画し、市民ら7人が集まった。
食べ物の見た目を変えずに軟らかく仕上げられる電子調理器「デリソフター」を使い、チキンステーキとブロッコリーやニンジンの温野菜サラダを調理。参加者は火を使わず、ボタン一つで舌や歯茎で簡単につぶせる軟らかさにできる性能に驚きながら料理を試食した。
ココロズの山田麻以さんは若年性認知症の母にできるだけ長く、好きなものを食べてほしいという願いからイベントを発案。「認知症の当事者や家族が続けたいことを続けられる地域について考えるきっかけになれば」と話した。
















