2024年度政府予算案のアイヌ政策関係予算は、今年度当初比1700万円増の58億1700万円となることが27日までに分かった。白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)関連は同比2000万円増の31億3400万円、市町村の事業を支援するアイヌ政策推進交付金は今年度当初と同額の20億円。来年の通常国会で審議される。
内閣府、国土交通省、文部科学省など各省のアイヌ関連事業の総額。ウポポイでは国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設の管理運営費に31億2800万円、アイヌ民族の遺骨返還に向けた手続きの支援事業に600万円を計上した。
アイヌ政策推進交付金は、アイヌ施策推進地域計画を策定した市町村の申請に基づき費用を支援する制度。アイヌ民族の生活向上事業に3億3600万円を盛り込んだ。内訳は、高校・大学生への奨学金補助に5100万円、就職相談や生活館運営補助に9100万円、農林漁業振興に1億8100万円など。
そのほか、アイヌ民族への偏見や差別を解消する人権啓発事業に500万円なども盛り込んだ。
















